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機械式駐車場平面化工事
(砕石埋め戻し工法)

砕石埋め戻し工法とは

砕石埋め戻し工法とは、機械式駐車装置を解体し、ピットを残した状態のまま砕石で埋め戻し、仕上げ舗装にて駐車場の平面化を行う工法です。
ピットのコンクリート破壊・撤去のための費用がかからないため、比較的安価に施工することが出来ます。
また、現在の砕石埋め戻し工法では、ピットを残す方法を取ることが多く大部分を占めています。

砕石埋め戻し工法とは

砕石埋め戻し工法の特徴

01仕上げ舗装は2種類

砕石埋め戻し工法の仕上げ舗装にはアスファルト舗装とコンクリート舗装があります。 アスファルト舗装は安価で工期も短い特徴があり、舗装材の密粒アスファルトは水を通す性質ではありませんが、ピットへの雨水流入は絶無ではありません。一方、コンクリート舗装は工期が長くなりますが、アスファルトに比べて水の浸透性が低く耐久性が高いものになります。

02工事費用が安価

砕石埋め戻し工法は平面化してからのメンテナンスが軽減され、修繕費のコストダウンや管理者の負担を減らすことができます。
(※アスファルトの場合は10年前後で劣化してきますので、補修が必要です。)

03工期が比較的短い

仕上げ舗装がアスファルト舗装の場合、機械式駐車場平面化工事の工法の中で工期は最短となります。コンクリート舗装の場合はアスファルト舗装よりも工期が長く必要となりますが、その分耐久性が高いものとなります。

04地盤調査を行った上での施工

その地域の地盤、ボーリングデータなどから地耐力を算出するなど、安全を確保した上で砕石埋め戻し工法をご提案しています。軟弱地盤や屋内で砕石荷重がかけられない場合には砕石埋め戻し工法を採用せず、その他の工法(EPS工法や鉄骨デッキスラブ工法)で機械式駐車場の平面化を行います。

砕石埋め戻し工法のメリット・デメリット

メリット
  • 工事コストが最も安価(アスファルト舗装の場合)
  • 工期が各工事の中で最短(アスファルト舗装の場合)
  • 雨水のピットへの流入は絶無(コンクリート舗装の場合)
  • 完成後のメンテナンスがほぼ不要
デメリット
  • 砕石や砂でピットには1㎥あたり1.7tの荷重が加算され、運搬車両によってコストが変動
  • 雨水のピットへの流入は絶無ではない(アスファルト舗装の場合)
  • コンクリートの乾燥養生期間が必要(コンクリート舗装の場合)
  • 軟弱地盤などには施工できない場合がある

砕石埋め戻し工法 ここがポイント!

「砕石埋め戻し工法の場合、将来地盤が沈下する。」は誤った認識

砕石埋め戻し工法でよく耳にするのが「砕石埋め戻し工法の場合、将来地盤が沈下する。」という意見ですが、必ずしも沈下するということではありません。中には沈下する軟弱地盤もありますが、基本的には砕石埋め戻し工法を採用する場合は工事前にきちんとした調査を行った上で安全を確認しお客様にご提案しています。
砕石埋め戻し工法は施工期間、工事費用の面で優れた工法です。

軟弱地盤にはEPS工法のように地盤に負荷をかけない工法を採用しています。

砕石埋め戻し工法 工事の流れ

機械式駐車場平面化工事の手順

機械式駐車場を解体

機械式駐車場を解体

廃材を搬出

ピット内を洗浄

砕石を搬入しピットを埋め戻す

アスファルトで舗装

区画ライン車止めを設置して完了

区画ライン車止めを設置して完了

動画で知る。 機械式駐車場平面化工事

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